不妊治療をしているご夫婦が多い現代。
ついに、ニッセイ(日本生命保険相互会社)から不妊治療で給付金がでる女性向けの保険が発売されます。
保険商品名は、
「ニッセイ出産サポート給付金付3大疾病保障保険“ChouChou(シュシュ)!”」
発売日は、10月2日です。
4月に金融庁が不妊治療を保障する保険を解禁してから、実際の商品販売は国内初です。
不妊治療のために行う体外受精や顕微授精は、公的な保険の対象外。
自治体の助成金ではまかなえいことが多く、高額な治療費を負担しなければいけませんでした。
「ニッセイ出産サポート給付金付3大疾病保障保険“ChouChou!”」は、多くの女性が待ち望んでいた「特定不妊治療」をサポートする保険です。
体外受精や顕微授精に給付金が支払われるだけでなく、出産した際の保障もついています。
不妊治療に対する保障内容は、体外受精などの特定不妊治療を受けた場合に、5万円から10万円を最大で12回受け取れる、
また、出産した際には、出産回数に応じて、最大100万円を受け取ることができます。
契約者の対象は、16歳から40歳の女性です。
不妊治療保険「ChouChou」で支払われる給付金額は?
■出産給付金(不担保期間:1年)
※1人に対して
1人目:10万円
2人目:30万円
3人目:50万円
4人目:70万円
5人目以降:100万円
■特定不妊治療給付金(不担保期間:2年)
※最大12回
排卵または胚移植1回につき
1回目~6回目は、5万円/回
7回目~12回目、10万円/回
■三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)または死亡
一時金300万円
不妊治療保険「ChouChou」の保険料は!?
25歳で保険期間20年間の場合 月間保険料:10086円(税込)
【保険料例】 ※平成28年11月1日(計算基準日)現在
(月払・口座振替扱)
・保険期間10年の場合
満期一時金の金額:最大100万円
<契約年齢に対する保険料>
16歳:9537円
20歳:9633円
25歳:9825円
30歳:10128円
35歳:10557円
40歳:10869円
・保険期間15年の場合
満期一時金の金額:最大150万円
<契約年齢に対する保険料>
16歳:9621円
20歳:9747円
25歳:9972円
30歳:10227円
35歳:10518円
・保険期間20年の場合
満期一時金の金額:最大200万円
<契約年齢に対する保険料>
16歳:9747円
20歳:9894円
25歳:10086円
30歳:10233円
現在不妊治療中の方は「今すぐでも入りたい!」というお気持ちだと思いますが、保険適用となる不妊治療には条件があります。
それは、加入して2年後からの治療であるということ。
不妊治療は、高齢であったり、なかなか妊娠できないという時の選択肢。
結婚する前や若いうちに、不妊治療に備えるとは考えられないかもしれませんが、実際妊娠できないという状況に陥ったとき、入っておけばよかったと思うはず。
これは、がん保険など医療保険と同じですね。
万が一に備えるのが保険。
子供ができなかった時、費用面であきらめることなく治療の選択ができるというのは心強いものです。