人はいつでも、病気や事故などで働けなくなる危険性を抱えています。
収入と支出のバランスが崩れて経済的に困難になった際、生活を支えてくれるのが、大きな保障を得られる生命保険です。
生命保険には、死亡した際の遺族保障だけでなく、医療資金、老後の保障、子供の教育費、結婚・住宅資金など、急な出費を助けてくれる保障もあります。
合理的な生命保険は「人間の英知の結晶」と言われています。
現在は核家族化傾向なので、必要な保障を準備しておかないといけない、と自己責任意識が強くなっています。
生活習慣病や事故による死傷、疾病、高齢化による老後の不安なども、生命保険が必要な理由になります。
【年齢別の主な死因】
20代
1位:自殺
2位:不慮の事故
3位:悪性新生物
4位:心疾患
30代
1位:自殺
2位:悪性新生物
3位:不慮の事故
4位:心疾患
40代
1位:悪性新生物
2位:自殺
3位:心疾患
4位:脳血管疾患
50代
1位:悪性新生物
2位:心疾患
3位:自殺
4位:脳血管疾患
60代以上
1位:悪性新生物
2位:心疾患
3位:肺炎
4位:脳血管疾患
【日本人の平均寿命】 ※平成26年簡易生命表より
男性:約81歳
女性:約87歳
各年代の平均余命も延びており、老後の生活期間が長くなっているため、老後生活資金の確保が重要です。
※平均余命(よめい)とは?
各年齢で将来生きられる年数の平均。(0歳の平均余命=平均寿命)
【保障制度】
私たちの生活を保障する保険には、個人保障、社会保障、企業保障があります。
■ 個人保障・・・各家庭で自主的に選択
■ 社会保障・・・国や地方公共団体が実施
国民年金、健康保険、介護保険など一定水準の生活を保障してくれるもの
国が社会政策の一環として、国民が健康的で文化的な最低限度の生活を営むことができるよう実施する経済制度
少子高齢化社会により財源確保の問題、税制度との一体改革など随時見直されています。
■ 企業保障・・・企業が実施
企業が、従業員等の福利厚生制度の一環として実施している制度。
退職後の生活保障 : 退職金(一時金・年金)制度
従業員の遺族の生活保障 : 弔慰金制度
従業員の財産取得 : 財産形成制度
その他、企業向けの各種生命保険商品も利用されています。